にけのPMS日記

PMSで会社を退社するまでの体験を纏めたブログです

PMS(月経前症候群)で会社を辞めるまで①

PMS(月経前症候群)で会社を退職

 先月末、8年間働いた会社を辞めました。2年間近く会社を休職しPMSと向き合ってきましたが、現在の状態では無理をしないと復帰は難しい…無理をしたらまた症状が悪化する。そんなジレンマを抱えながらウダウダと悩むこと一か月と少し、退職するという決断を下しました。

 実家の両親がこの病気のことを理解してくれ当面は家での休養を快く受け入れてくれた為、お金や住むところの心配が要らなかった…これが退職を決めた一番の後押しになりました。しかし、そんな恵まれた状態にいる中でも「本当にこれでよかったのだろうか」、「少し無理をしてでも働いた方がよかったのではないか」そんな思いがたまに頭を過ぎることがあります。また、時より押し寄せる「無職」という罪悪感…。

 そんな自分の思いや考えを整理したり、当時の状況を残すためにも少しずつこのブログを書いていこうと思います。そしてこんな私の体験が少しでも誰かの参考になったらいいなと考えています。もし、今、同じような悩みを抱えている方がいれば見て行って頂ければ幸いです。

 まずは私自身のPMSの症状と元々持っていた片頭痛について纏めていこうと思います。

私の症状について

 「PMS(月経前症候群)」はその名前の通り月経前に身体的な不調がでる病気です。また「PMDD(月経前不快気分障害)」といった心に不調が出るものや「月経後症候群」という月経前ではなく後に体調が悪くなるというものもあります。

 私自身は「PMS(月経前症候群)」の症状が一番重く出ていて、酷いときには月経の2週間前から酷い体調不良に悩まされていました。

【一番ひどかった時の主な症状】

  • 微熱→37.3~37.7℃の微熱が続く。
  • ほてり→室温の熱い部屋や体温が上がるような行為をすると38.0℃以上の発熱が起こる。
  • 頭痛→週に3,4回くらい痛み止めを飲まざるを得ないほどの頭痛がする。

  常に熱がある状態で倦怠感や体の芯が浮くような気持ち悪さがあり、冬場の電車やカフェ…自室でご飯を食べてる時などにクラクラするほどの暑さに襲われる。その熱の所為か乗り物酔いも頻繁に起こり、何処かへ行くにもキツイ思いをする…そんな日々を送っていました。

 また、元々片頭痛をもっていたためにPMSによって引き起こされる頭痛、片頭痛によっておこる頭痛と爆発的に頭痛の回数が増え、一時期はほぼ毎日痛み止めを飲んでいた時期もありました。結局のところ仕事をする上で「悪化させるわけにいかない」、「集中できない」といった理由で軽い痛みでも服用していたのは今から思えば悪循環でしかなかったのだと痛感しています。

 月経痛も重かった私は更に痛み止めを多用し、段々と月経が終わるころには胃が荒れているのか「強い吐き気」の症状にも悩まされる様になっていきました。

  「PMDD(月経前不快気分障害)」についてはネット上で見るような酷い症状は出ていなかったと思いますが、会社を休職する前に受診した病院では「うつ病」と診断はされているので少なからずも普通の状態では無かったのだと思います。休職当時は酷い不眠にも悩まされていたので正直どうだったのかは定かではありませんが、婦人の病院に行き診断が出たのはPMSだけでした。

片頭痛について

  上記の項目でも触れたのですが、元々頭痛はあったとはいえ目に見えて多く起こるようになっていました。

【一番ひどかった時の主な症状】

  • 週に3、4回起こる頭痛
  • 一度痛み止めを服用し、治まった頭痛がぶり返す
  • 頭痛とともに吐き気に襲われる

 酷くなる頭痛に脳神経内科を受診し、そこで「前兆のある片頭痛」と診断されます。そしてこの診断結果が私のこれからのPMSの闘病生活を困難なものにしていくことになります…

 

 あまり長くなっても仕方がないので今回はここまで。初めてのブログ運営で文章も拙いところがあると思いますが、時間のある時にでもお付き合いいただければと思います。

 

 次回→片頭痛持ちのPMS治療の難しさ